情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
----------------------------------------
6月6日 月曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、154円高の27915円で取引終了。
米国株安を受けて売りが先行するも、早々に買い戻されると右肩上がりになって高値で前引け。後場は一段高になりますが、28000円を前に全く動かなくなりました。
〇東証プライムの売買代金と騰落状況
売買代金は2兆3223億円、出来高は10億182万株。
値上がり銘柄数は1029、値下がり銘柄数は713、変わらずは95銘柄でした。
〇業種別ランキング
23業種が上昇、9業種が下落、ガラス・土石が変わらず
上昇率の高い順
石油・石炭、空運、陸運、保険、医薬品
下落率の高い順
海運、証券・商品先物、サービス、パルプ・紙、電気機器
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は130、値下がり銘柄数は86、変わらずは9銘柄でした。
上昇率の高い順
(7012)川崎重工業 6.3%高
(7004)日立造船 5.7%高
(5019)出光興産 5.4%高
(5020)ENEOSホールディングス 4.7%高
(3086)J.フロント リテイリング 4.7%高
下落率の高い順
(4324)電通G 3.1%安
(9501)東京電力HD 2.9%安
(9017)川崎汽船 2.5%安
(4004)昭和電工 1.9%安
(6098)リクルートHD 1.8%安
〇米国株による影響
ダウ平均 1.05%安
ナスダック 2.47%安
S&P500指数 1.63%安
ダウ平均は大幅安ですが、33000ドル付近での揉み合いが続いており、「上放れ、下放れ」を待つ状況なので、下落率からみるほど日本株へのマイナス影響はなし。
ナスダックは2.47%も下げていますが、こちらも12000付近での揉み合いが続いていることから、日本の電気機器に対するマイナス影響は少ないかも・・・と予想していましたが、結果は売られる銘柄が多数あり。
〇半導体関連に大きなマイナス材料
ダウ構成銘柄ではインテルが3.2%安。他、マイクロン・テクノロジーは7.2%安、エヌビディアは4.4%安、クアルコムは3.4%安、テキサス・インスツルメンツは2.4%安、AMDは2.2%安と大手半導体が全面大幅安。この展開は、日本の半導体関連株に大きなマイナス材料。しかし、その懸念は杞憂に終わり、堅調でした。
〇鉱業、石油・石炭にプラス材料
原油価格の大幅高を受けて、米国株ではエネルギー関連株が買われています。11業種のうち上昇したのはエネルギーだけと目立つ強さになっていますので、日本の鉱業、石油・石炭にプラス材料。上昇率上位にランクイン。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 休場
ドイツ(DAX) 0.1%安
フランス(CAC) 0.2%安
僅かな下落なので、日本株への影響は限定的でした。
〇為替相場による影響
朝のドル円相場は1ドル130円90銭付近。前週末の堅調な米雇用統計を受けて円安進行。ユーロ円では、1ユーロ140円台に乗せていました。その後は上値重くなりましたが、円安は日本株にプラス材料。
〇嬉しい誤算
前週末は窓を空ける急騰で347円高。米国株の展開を踏まえると、そこから更に買い向かう投資家は少ないと予想。一方で、大きく売り込まれるほどの材料はありませんので(半導体など一部の業種に対する悪材料を除く)、下げたとしても下げ幅はそれほど大きくならないと。
反落を予想していましたが、結果は嬉しい誤算で154円高。
チャートを含めた全ての表示はブログで、ご覧下さいませ。
----------------------------------------
twitter @mm333m
----------------------------------------