株価暴騰時に注意すること、いろいろ書いています

情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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4月7日 木曜日

日本株について
本日の日経平均株価は、461円安の26888円で取引終了。
欧米株安で売りが先行し、前場は546円安で安値引け。後場は下げ一服になるも押し目買いは弱く、大幅に続落。

〇東証プライムの売買代金と騰落状況
売買代金は2兆8624億円、出来高は11億8811万株。
値上がり銘柄数は173、値下がり銘柄数は1630、変わらずは36銘柄でした。

〇業種別ランキング
3業種が上昇、30業種が下落
上昇率の高い順
医薬品、水産・農林、食料品

下落率の高い順
電気機器、非鉄金属、ガラス・土石、金属、サービス

〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は34、値下がり銘柄数は188、変わらずは3銘柄でした。
上昇率の高い順
(4503)アステラス製薬 5.80%高
(4568)第一三共 2.87%高
(4151)協和キリン 2.87%高
(2802)味の素 2.56%高
(9532)大阪ガス 2.46%高

下落率の高い順
(8035)東京エレクトロン 5.45%安
(6857)アドバンテスト 5.44%安
(5202)日本板硝子 4.98%安
(5541)太平洋金属 4.79%安
(6762)TDK 4.62%安

〇欧米株による影響
米国株についての詳しい内容は、朝に更新している「米国株について」をご覧下さいませ。

米国株、主要3指数
ダウ平均 0.42%安(144ドル安)
ナスダック 2.22%安
S&P500指数 0.97%安

ハイテクへの警戒が他の外需に波及
米国株では、前日に続きハイテクが大幅安。ハイテク比率の高いナスダックは、大きな節目で強い下値抵抗になる14000ポイントを完全に下回ったことから、先行き警戒感が強まる状況。この展開は日本の電気機器にマイナス材料となりますが、他の外需関連株にも売りが波及しやすい状況でした。

〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 0.34%安
ドイツ(DAX) 1.89%安
フランス(CAC) 2.21%安

欧州市場は全面大幅安。主要3市場でもドイツとフランスが大きく下げていることから、米国株安と相まってマイナス材料。欧州投資家による日本株売り。

〇外需関連株から内需関連株へ
外部環境の悪化を受けて、前日と同じく外需関連が弱含み、内需関連が底固く推移。

〇相場が堅調な時こそ「下」を意識することが大切だと思っています。
----- 前日に書いていたこと -----
相場が堅調に推移している時は「堅調」、下落基調になると「下」を意識。多くの個人投資家は相場動向と心理が比例する傾向にあります。でも、これだと手遅れになることが多々ありますので、堅調な時こそ下を意識することが大切だと思っています。

相場の下落を見てから書いている理想ではありません。
2022年3月31日の株日記で「私の投資法」に沿ったことを少し書いていました。
タイトルは「下を確認すると、足が震えてきませんか?ブルブルブルブルブル・・・」
----- ここまで -----

同じく、下旬に書いていた内容です。
----- ここから -----
この上昇相場に乗れていない方へ
直近の株価暴騰による恩恵を受けていなくても、全く問題ありません。

投資を続ける限り、チャンスは無限にありますよ。
今回の暴騰による恩恵を受けていなくても、またすぐに次がやってきますので安心して下さい。
----- ここまで -----

その結果が、これです

相場が堅調な時こそ「下」を確認することが大切だと思っています。
投資を続ける限り、チャンスは無限にあるのです。暴騰による恩恵を受けなくても、またすぐに次がやってくるので安心しましょう。

〇なるだけ避けた方が良い投資は、暴騰の最終局面で買い付けること
「誰でも分かる」というのは少し間違いで、最終局面は終わってから分かること。誰でも分かることなら買う投資家はおらずストップ安続出になるはずですが、そうではありません。買う投資家がいるから高値圏で上下していたのです。

但し、暴騰が続いている時点で、既に最終局面と判断すれば簡単に避けられます。
暴騰すると頭に血がのぼる投資家も増えます。そんな時こそ、冷静になりましょう。

相場の下落を見てから書いている理想ではありません。
私からの配信を希望されていらっしゃる方には、暴騰局面でほぼ全ての銘柄を利益確定したと配信させていただきました。直近の大幅安でも、私はノーダメージです。

〇素人は手出し無用
暴騰の最終局面では、私のような素人は手出し無用で手放すことしか考えないのが得策。とくに、投資経験の浅い方は注意しましょう。今回のように、上下を繰り返しながらジリ安になると、「そろそろ騰がるかもしれない」と期待を抱くもの。そして、少しずつ含み損が増える中で耐え続けた後、一気に売り込まれて損失拡大・・・これは、大昔の私が数えきれないほど経験した逃げ遅れパターンです。

ちなみに、「私のような素人」と書いていますが、株式投資を生業にしており投資歴は30年ほどあります。それでも、投資の世界では吹けば飛ぶ小さな存在。「常に素人」であり続けることが大切だと思い続けています。

チャートを含めた全ての表示はブログで、ご覧下さいませ。

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