忙しくて一日さぼったら、相場の顔つきがかわりつつある。まず４日のＮＹは、12390.48（‐12.37）。日足は雲の中を下降中。どうも雲を下に破りそうな気配。ＲＣＩもまだ下げており、調整局面。週足も、ＲＣＩは下げはじめており、調整局面入り。月足も基準線をわっているが、ＲＣＩは上昇中で、月足レベルの調整はあっても浅そうだ。
　一方為替は１０５.７２を抜いてきており、明確に日足はドル高方向。週足も基準線を上抜けてきており、月足もＲＣＩ上昇中で、ドル高基調だ。アメリカの金利の利下げ打ち止めを織り込もうとする動きだと思われるが、形からみるかぎり、極めてしっかりしているようにみえる。
　日経平均も極めて堅調推移。日足は転換線のずっと上にあり、ＲＣＩも上昇、週足は転換線が基準線を上ぬけそうだ。
アメリカ株安にもかかわらず、金利の打ち止め感から、ドルがかわれ、それが日本株を押し上げる構造になっているようだ。これは、アメリカの株が暴落して、金利低下期待が高まるような局面がくるまでは続きそうだが、ＮＹも日足、週足では調整しつつも、月足レベルでは上昇の雰囲気なので、しばらく続くかもしれない。