足元がかたまってきたかな

[映画ずきのしんちゃんさん]

本日６月２日の日経平均は、１４４４０．１４円（１０１．６０円高）で終わった。３日続伸。為替の落ち着きが支えになったようだ。水準としては日足は転換線を大きく抜け、日足のＭＡＣＤもシグナルを上抜けるところにきていて、ＲＣＩも上昇し堅調。週足も基準線を大きく超え、転換線も上昇しているが、ＲＣＩは頭を丸めており、このあたりで少し頭が重くなるかもしれないと思われる。だが月足は見事に雲の上にそって上昇中。ＲＣＩもなべ底のように上昇していて期待がもてそうだ。先物主体というのが気にはなるが、チャートの形はしっかりしてきていると思う。

ドル円は１０５．７２をつけてから下落。基準線１０４．１５の上でとまっているし、遅行線が雲の上限とぶつかって、下に折れたかたぢになっている。日足ＲＣＩも上昇中なので、円安に大きく傾く感じはしないが、いったん下落するか、上抜けられるかどうか微妙な感じ。週足でみても、基準線１０５．０８を安定的にぬけられるかどうかのせめぎあいという感じである。ただ月足は、まだ転換線の下ではあるが、ＲＣＩも明らかに上昇中、長期的にはドル高方向が基調となっていると思われる。


ＮＹに大きな波乱がなければ、為替も安定して、しだいに足元がかたまってくるような気がするのだが。