えー・・・人が動画見ている間に急激な円高となっていますね。1ドルが103円台半ばに突入しています。一時は103円20銭まで進んだものの、今は若干戻しています。
4月消費者信頼感指数が市場の予想を上回ったことは大して影響はなかった様子。ドイツ銀が赤字となったこと、ビザの業績に対する懸念など売る要素はあるのですが・・・おそらく最大の要因は住宅関連の不安かと思われます。

S&Pの発表によると2月の米一戸建て中古住宅価格は、主要20都市中17都市で前年比の下落が過去最大となったとのことです。しかも、底入れ感がないとのことで、それがドル・米景気に対する不安感を生じさせたのでしょう。米での住宅の差し押さえ件数が増加していることも売り要因か。
今のところ欧米の株式は大幅ではないものの、下げています。そこが不安材料。しばらく1ドル104円台安定していたのが急に動いたことで損切りを迫られる人もいるかもしれません。そんな人が増えたら1ドル103円を切る可能性がありますので、ここは冷静に見ていきたいです。これから取引をする方はNYの株価や商品市場の動向、政治･経済のニュースは当然要チェック。まだ損益に余裕のある人であれば、慌てずに様子見というのも手かもしれません。
NYの取引終了までの予想レンジは1ドル102円90銭～103円60銭が妥当な線でしょうか。幅広い予想ですが、それだけ乱高下の可能性が高いので注意しておきたいです。






↑クリックお願いします。