スズケン、今期最終を47％下方修正

　スズケン <9987> が2月3日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比69.9％減の61億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の75億円→40億円(前期は282億円)に46.7％下方修正し、減益率が73.4％減→85.8％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の31.2億円の黒字→3.7億円の赤字(前年同期は150億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比75.7％減の17.2億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の1.4％→0.8％に悪化した。

株探ニュース