ミスミＧが続伸、１５年３月期業績予想を上方修正で、年間配当増額も好材料視

　ミスミグループ本社<9962.T>が続伸。２９日の取引終了後、１５年３月期の連結業績見通しについて、売上高を従来予想の１９６０億円から２００７億円（前期比１５．４％増）へ、営業利益を同２０５億円から２３３億円（同２２．７％増）へ、純利益を同１２３億円から１３８億円（同１８．２％増）へ上方修正したことが好感されている。上期に自動車やスマートフォン関連の需要増を取り込み、国内や中国向け販売が好調に推移したことなどが要因としている。
　また、業績予想の修正に伴い、従来、中間１６円８０銭、期末１７円５銭を予定していた配当について、中間２０円９４銭、期末１６円９０銭の年間３７円８４銭（従来予想３３円８５銭、前期３２円１６銭）にするとあわせて発表したことも好材料視されている。
　なお、第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高９８７億８００万円（前年同期比１９．３％増）、営業利益１２６億８００万円（同２８．３％増）、純利益７６億３７００万円（同２６．３％増）だった。

ミスミＧの株価は１０時１２分現在３２７５円（△１５０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）