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ミスミグループ本社のニュース
<動意株・28日>(大引け)=大東建、ミスミG、エクセディなど
大東建託<1878.T>=後場一段高。同社はきょう午前11時30分頃に、21年3月期第3四半期累計(20年4~12月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比12.1%減の778億2400万円となったが、通期計画800億円に対する進捗率が97.3%となっていることが買い手掛かりとなっているようだ。売上高は同3.2%減の1兆1092億3400万円で着地。建設事業は4月の緊急事態宣言下での施工現場休止の影響などから苦戦したが、一方で主力の不動産事業では家賃収入や連帯保証人不要サービスなどの収入が伸びた。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。
ミスミグループ本社<9962.T>=上げ足早め昨年来高値を更新。27日の取引終了後に発表した21年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結経常利益は前年同期比1.1%減の174億5900万円だった。ただ、直近3カ月の10~12月期では前年同期比37.3%増の83億5100万円と7四半期ぶりに増益に転じており、足もとの業績回復が好感されている。FA事業は中国をはじめとする海外需要が回復傾向にあるほか、コスト削減を徹底した効果もあり大幅増益を達成した。また、金型部品事業は自動車関連業界で持ち直しがみられ、流通事業では中国に加え、欧州、米州も好調に推移したという。同時に発表した12月の売上高は前年同月比9.7%増の273億1000万円と今期初めて増収となり、これも好材料視されている。
エクセディ<7278.T>=上昇加速。27日の取引終了後、21年3月期の連結税引き前利益を従来予想の45億円(前期比69.9%減)から110億円(同26.5%減)へ大幅上方修正すると発表しており、これが好感されている。今期業績の上方修正は昨年10月に続き2回目。新型コロナウイルス感染症の経済活動への影響が残るなど、依然として不透明な状況にあるものの、第3四半期までの業績と足もとの需要動向を勘案し、増額修正に踏み切った。コロナ禍で落ち込んだ自動車関連の需要が回復基調にあることが背景とみられる。なお、同時に発表した4~12月期の同利益は前年同期比46.8%減の71億9400万円だった。
かっこ<4166.T>=4日ぶり急反発。株価は一時、前日比14%超高に買われた。27日取引終了後、20年12月期業績予想の増額修正を発表したことが好感された。売上高は8億800万円から8億3100万円(前の期比11.5%増)に見直したほか、営業利益は1億1600万円から1億3800万円(同39.4%増)、純利益は9600万円から1億3000万円(同14.0%増)に修正した。巣ごもり需要を契機としたECサービスの利用拡大の後押しを受け、不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」や後払い決済事業者に向けた決済コンサルティングサービスの販売が好調だった。また、繰延税金資産にかかわる回収可能性の見直しを行ったことなどが利益の押し上げ要因に働いた。同社は昨年12月17日に東証マザーズに新規上場した直近IPO企業。
栄研化学<4549.T>=マドを開け急伸。27日の取引終了後、21年3月期の連結経常利益が56億7000万円(前期比2.01%増)になりそうだと発表。従来予想の42億円(同11.1%減)から一転して増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。独自技術であるLAMP法を用いた新型コロナウイルス遺伝子検査試薬の販売が伸びることが寄与。新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波に備えて増産体制を整備し、検査試薬の安定供給を実現したという。また、コロナ禍での活動方法の見直しで販売費などの経費が減少することも上振れにつながる。好調な業績を踏まえ、年間配当を従来計画の30円から36円(前期は30円)に増額修正したことも好材料視されている。
エンプラス<6961.T>=ストップ高。27日の取引終了後、21年3月期の連結経常利益を従来予想の10億円(前期比53.5%減)から13億円(同39.5%減)へ上方修正しており、これが好感されている。自動車市場の回復を背景にエンプラ事業で自動車用部品の販売が好調に推移するほか、半導体機器事業では車載向けの受注や米国を中心にサーバー向けの需要が伸びる。併せて、125万株(発行済み株式数の12.75%)または50億円を上限に自社株買いを実施すると発表。このうち、30万株は28日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で取得するという。なお、取得結果はまだ報告されていない。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
ミスミグループ本社<9962.T>=上げ足早め昨年来高値を更新。27日の取引終了後に発表した21年3月期第3四半期累計(4~12月)の連結経常利益は前年同期比1.1%減の174億5900万円だった。ただ、直近3カ月の10~12月期では前年同期比37.3%増の83億5100万円と7四半期ぶりに増益に転じており、足もとの業績回復が好感されている。FA事業は中国をはじめとする海外需要が回復傾向にあるほか、コスト削減を徹底した効果もあり大幅増益を達成した。また、金型部品事業は自動車関連業界で持ち直しがみられ、流通事業では中国に加え、欧州、米州も好調に推移したという。同時に発表した12月の売上高は前年同月比9.7%増の273億1000万円と今期初めて増収となり、これも好材料視されている。
エクセディ<7278.T>=上昇加速。27日の取引終了後、21年3月期の連結税引き前利益を従来予想の45億円(前期比69.9%減)から110億円(同26.5%減)へ大幅上方修正すると発表しており、これが好感されている。今期業績の上方修正は昨年10月に続き2回目。新型コロナウイルス感染症の経済活動への影響が残るなど、依然として不透明な状況にあるものの、第3四半期までの業績と足もとの需要動向を勘案し、増額修正に踏み切った。コロナ禍で落ち込んだ自動車関連の需要が回復基調にあることが背景とみられる。なお、同時に発表した4~12月期の同利益は前年同期比46.8%減の71億9400万円だった。
かっこ<4166.T>=4日ぶり急反発。株価は一時、前日比14%超高に買われた。27日取引終了後、20年12月期業績予想の増額修正を発表したことが好感された。売上高は8億800万円から8億3100万円(前の期比11.5%増)に見直したほか、営業利益は1億1600万円から1億3800万円(同39.4%増)、純利益は9600万円から1億3000万円(同14.0%増)に修正した。巣ごもり需要を契機としたECサービスの利用拡大の後押しを受け、不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」や後払い決済事業者に向けた決済コンサルティングサービスの販売が好調だった。また、繰延税金資産にかかわる回収可能性の見直しを行ったことなどが利益の押し上げ要因に働いた。同社は昨年12月17日に東証マザーズに新規上場した直近IPO企業。
栄研化学<4549.T>=マドを開け急伸。27日の取引終了後、21年3月期の連結経常利益が56億7000万円(前期比2.01%増)になりそうだと発表。従来予想の42億円(同11.1%減)から一転して増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。独自技術であるLAMP法を用いた新型コロナウイルス遺伝子検査試薬の販売が伸びることが寄与。新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波に備えて増産体制を整備し、検査試薬の安定供給を実現したという。また、コロナ禍での活動方法の見直しで販売費などの経費が減少することも上振れにつながる。好調な業績を踏まえ、年間配当を従来計画の30円から36円(前期は30円)に増額修正したことも好材料視されている。
エンプラス<6961.T>=ストップ高。27日の取引終了後、21年3月期の連結経常利益を従来予想の10億円(前期比53.5%減)から13億円(同39.5%減)へ上方修正しており、これが好感されている。自動車市場の回復を背景にエンプラ事業で自動車用部品の販売が好調に推移するほか、半導体機器事業では車載向けの受注や米国を中心にサーバー向けの需要が伸びる。併せて、125万株(発行済み株式数の12.75%)または50億円を上限に自社株買いを実施すると発表。このうち、30万株は28日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で取得するという。なお、取得結果はまだ報告されていない。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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