ＵＫＣＨＤが３連騰し年初来高値を更新、来年４月１日付でバイテックＨＤと経営統合へ◇

　ＵＫＣホールディングス<3156.T>が３日続伸している。前週末１４日の取引終了後、半導体専門商社売上高３位の同社と同９位のバイテックホールディングス<9957.T>が来年４月１日付で経営統合を行うと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

　統合による競争力強化を図るのが狙いで、統合はＵＫＣを存続会社、バイテックを消滅会社とする吸収合併方式で行う予定。また統合により、１９年４月に統合新会社「レスターホールディングス」を発足するとしており、バイテック株１株に対して、ＵＫＣ株１株を割り当て交付する予定としている。なお、バイテックＨＤ株は３月２７日付で上場廃止となる。

　同時にＵＫＣＨＤは、第２四半期累計（４～９月）連結業績予想について、売上高を１１００億円から１０５５億円（前年同期比３５．１％減）へ、営業利益を１９億円から２１億円（同２１．０％減）へ、純利益を１２億円から１８億円（同２５．８％増）へ上方修正した。また、従来３７円５０銭を予定していた中間配当で、特別配当２５円を実施し６２円５０銭にすると発表しており、これも好感されているようだ。年間配当は１００円（従来予想７５円）となり、前期実績６０円に対しては４０円の増配となる。

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出所：minkabuPRESS