ヨンキュウ、前期経常を8％上方修正

　ヨンキュウ <9955> [東証Ｓ] が4月30日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の22億円→23.7億円(前の期は30.8億円)に8.0％上方修正し、減益率が28.8％減→23.0％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の9.9億円→11.6億円(前年同期は12.6億円)に17.8％増額し、減益率が21.5％減→7.4％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年3月期の連結業績予想につきましては、福島第一原発処理水の海洋放出による輸出の制限、生餌の不漁、原材料価格の上昇という経営環境にあったものの、鮮魚及び餌料・飼料の販売数量の増加と餌料・飼料での販売価格の上昇要因により、売上高は当初予想を上回る見通しとなりました。　また、各利益につきましては、若干上振れした状況となっております。　なお、上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき算定したものであり、実際の業績は様々な要因により変動する可能性があります。