ハチバン、前期経常を6％上方修正

　ハチバン <9950> [東証Ｓ] が4月7日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常損益を従来予想の2億1000万円の黒字→2億2200万円の黒字(前の期は6900万円の赤字)に5.7％上方修正した。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の9000万円の黒字→7600万円の黒字(前の期は1億6800万円の赤字)に15.6％下方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の4200万円の黒字→5400万円の黒字(前年同期は2500万円の赤字)に28.6％増額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2023年１月31日に公表した業績予想では、８番らーめん店舗および和食店舗の来店客数は、新型コロナウイルス感染症拡大の第８波の影響を受けると想定しておりましたが、人流が回復し堅調に推移した結果、営業収益および売上高、営業利益、経常利益の予想を上回る見通しとなりました。本日開示した「特別損失の計上に関するお知らせ」のとおり、2023年３月期第４四半期連結会計期間に、減損損失25百万円と投資有価証券評価損20百万円を特別損失に計上することにより、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を下回る見通しとなりました。また、第３四半期連結累計期間に店舗閉鎖による減損損失を計上した物件において、原状回復費用が不要となる見込みとなったため、資産除去債務戻入益19百万円を特別利益に計上いたします。（注）上記の業績予想は、当社が現時点で入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後さまざまな要因によって予想数値と異なる可能性があります。