3,008円
王将フードサービスのニュース
■アズーム <3496> 5,960円 (+320円、+5.7%)
アズーム <3496> [東証G]が4日続急伸。同社は3日午前11時ごろ、自社の予約管理システム「スマート空間予約」が、長崎空港ビルディング(長崎県大村市)が運営する有料貸室の予約システムに採用されたと発表。これが株価を刺激したようだ。スマート空間予約は、各事業者の運営業務にあわせたカスタマイズが可能。同社は今後も予約受付業務を改善したいと考える事業者の細かい要望にあわせた提案を行い、ユーザー・運営事業者双方に満足度の高いシステムを目指すとしている。
■エネチェンジ <4169> 300円 (+15円、+5.3%)
ENECHANGE <4169> [東証G]が3日続急伸。同社は消費者向けに電力・ガス切り替えプラットフォームの運営を行うほか、電力会社を顧客対象にクラウド型デジタルトランスフォーメーション(DX)支援サービスを展開している。業績は22年12月期、23年12月期と連続で営業大幅赤字となるなど低迷を余儀なくされており、経営の立て直しに傾注している。電気自動車(EV)の充電事業を巡る会計処理問題も重荷となっていたが、そうしたなか、2日取引終了後に新体制のもとで新たな事業計画を発表した。決算期をこれまでの12月期から3月期に変更し、数値目標としては25年3月期に売上高ベースで65億円(23年12月期は通期で43億7900万円)を掲げている。EV充電設備の設置拡大や電力・ガス比較サイトの事業拡大に取り組む構えにあり、新たな事業計画発表が足もとの株価を強く刺激する格好となった。
■Mipox <5381> 667円 (+32円、+5.0%)
Mipox <5381> [東証S]が4日続急伸。表面加工処理に使う液体研磨剤で高水準の商品シェアを確保し、パワー半導体向けエッジ研磨や表面研磨でも高い実績を有する。世界的なデータセンター増設の動きを背景にハイテク関連製品分野で商機を高めており、同関連の有力銘柄として注目度が高まっている。25年3月期の最終利益は従来予想の2億円から6億円(前期は4億800万円の赤字)に大幅増額しており、業績急回復を背景に継続的な買い攻勢が目立つ。きょうは今年3月21日につけた年初来高値668円を一気に抜き去り、一時1年2ヵ月ぶりとなる700円台を回復する場面があった。
■TBSHD <9401> 4,151円 (+180円、+4.5%)
TBSホールディングス <9401> [東証P]が大幅反発。保有する投資有価証券の一部を売却するのに伴い、25年3月期に投資有価証券売却益を特別利益として計上すると発表しており、好材料視された。なお、計上額は判明次第開示するとしており、業績予想の修正が必要とされる場合にも速やかに開示するとしている。
■リンナイ <5947> 3,369円 (+122円、+3.8%)
リンナイ <5947> [東証P]が6日ぶり大幅反発。SMBC日興証券が2日、リンナイの目標株価を3850円から3900円に増額修正した。投資評価は「2」を継続する。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の業績に関し、減産影響の一巡などを背景に営業利益は前年同期と比べて大幅に回復すると想定。自己株式取得を含む高水準の株主還元が続くと見込むほか、国内におけるガス衣類乾燥機やハイブリッド給湯器などによる高付加価値化と、海外でのタンクレス給湯器の拡販により中期的な成長が続くか注目したいとしている。同証券はリンナイの26年3月期の営業利益予想を480億円から500億円に見直した。
■サトウ食品 <2923> 7,990円 (+230円、+3.0%)
サトウ食品 <2923> [東証S]が大幅高で3日続伸。同社は2日、12月2日出荷分からパックごはんの価格改定を実施すると発表した。「サトウのごはん」の全商品について約11~14%値上げする。原料米の急激な価格高騰と資材費や人件費、物流費の上昇により、このまま自社の企業努力だけで吸収し続けることは極めて困難との判断に至ったという。今後の収益力向上を期待した買いが入った。
■メディパル <7459> 2,615.5円 (+63.5円、+2.5%)
メディパルホールディングス <7459> [東証P]が反発。2日の取引終了後、自社株206万5300株(発行済み株数の0.93%)を9月30日付で消却すると発表しており、好材料視された。なお、消却後の発行済み株数は2億1922万6042株となる。
■明治HD <2269> 3,640円 (+72円、+2.0%)
明治ホールディングス <2269> [東証P]が3日ぶり反発。3日、10月1日出荷分から乳児用粉ミルクとスポーツ栄養(粉末プロテイン)の出荷価格を値上げすると発表しており、好材料視された。乳児用粉ミルク2品を3.5%、粉末プロテイン17品を6.0%値上げする。原材料価格の高止まりが続いていることに加えて、原油価格高騰の影響による物流コストや包装材価格の上昇、エネルギーコストなどの諸経費の高止まりの状態が続いており、企業努力だけでは現状の価格による販売の継続が難しい状況となったことが要因としている。
■ニデック <6594> 6,018円 (+110円、+1.9%)
ニデック <6594> [東証P]が反発。2日の取引終了後、富士通 <6702> [東証P]の光伝送システム「1FINITY」シリーズのハイエンドモデル「T900」「T950」に水冷モジュールが採用されたと発表しており、好材料視された。「1FINITY」シリーズは富士通が開発した光伝送システムで、都市圏や都市間において高速かつ大容量の伝送を可能にしたもの。そのうちの「T900」「T950」には世界で初めて光伝送システムに水冷技術を搭載しており、消費電力の大幅な削減を達成。同社の水冷モジュールが省エネ性能や小型化に貢献したとしている。
■アルフレッサ <2784> 2,426円 (+42円、+1.8%)
アルフレッサ ホールディングス <2784> [東証P]が反発。2日の取引終了後、子会社アルフレッサが、「ワクチン供給最適化プラットフォーム」(サービス名「ワクチンぷらっと)を構築したと発表しており、好材料視された。同サービスは、新型コロナウイルスワクチンの接種が24年度から65歳以上の人及び60歳から64歳で重症化リスクの高い人を対象に年1回の定期接種として位置づけられ、10月1日をメドに定期接種が開始される見込みであることから開発されたもの。セールスフォース・ジャパン(東京都千代田区)が提供するセールスフォース製品を導入して開発され、医療機関別接種予約システム、エリア別需要管理システムなどの機能を備えており、医療機関における予約管理の負担軽減や、接種希望者の利便性向上、接種希望者へのワクチン接種機会の提供に寄与するとしている。
■山洋電 <6516> 9,450円 (+150円、+1.6%)
山洋電気 <6516> [東証P]が11日続伸。年初来高値を連日で更新した。ストラテジックキャピタル(東京都渋谷区)が山洋電の株式を買い増していたことが2日の取引終了後に明らかとなり、これを思惑視した買いが株価の押し上げに寄与したようだ。同日、関東財務局に提出された変更報告書によると、ストラテジックキャピタルの保有割合は5.24%から6.28%に上昇した。報告義務発生日は8月26日。保有目的は「純投資及び状況に応じて重要提案行為等を行うこと」としている。
■王将フード <9936> 8,180円 (+90円、+1.1%)
王将フードサービス <9936> [東証P]が上伸。3日午前10時ごろに発表した8月度の月次売上高(速報版)で、直営既存店売上高が前年同月比10.9%増の84億7400万円と35ヵ月連続で前年実績を上回り、単月として創業以来の最高売上高を更新したことが好感された。6月21日に実施した価格改定の効果により客単価が同7.4%増と上昇したほか、客数も同3.3%増と伸長した。主要商品のレシピ改良に取り組むなどQSCの向上に努めたことや、各種キャンペーンの効果的な実施などに継続して取り組んできたことが寄与したとしており、店内飲食売り上げ、店外売り上げともに伸びたとしている。
■ガンホー <3765> 3,075円 (+31円、+1.0%)
ガンホー・オンライン・エンターテイメント <3765> [東証P]が3日続伸。同社は3日正午ごろ、スマートフォン向けMMORPG「ラグナロクX」の国内でのサービス提供が決まったと発表している。現在「RagnarokX:Next Generation」の名称で各国へ配信されている「ラグナロクX」は、世界で人気を博したMMORPG「ラグナロクオンライン」のシリーズ最新作。国内でのサービス開始に先駆け、3日から事前登録を開始している。
※3日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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