藤井産業、上期経常を一転1％増益に上方修正

　藤井産業 <9906> [東証Ｓ] が11月9日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の13億円→16.8億円(前年同期は16.5億円)に29.2％上方修正し、一転して1.4％増益見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の35億円(前期は36.4億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（1）第２四半期累計期間における売上高は、マテリアルイノベーションズカンパニーにおいては電設資材事業の基礎資材の販売や情報ソリューション事業の文教関係が好調に推移しました。インフラソリューションズカンパニーにおいては産業システム事業の医療機器等の各種製造装置メーカーへの販売が好調に推移したことにより、前回予想を上回る見込みとなりました。これに加えて、販売費および一般管理費も抑制できたことから、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益は前回予想を上回る見込みとなりました。（2）通期業績予想につきましては、現在受注している案件の売上・完工予定の状況を勘案し現時点において業績予想の修正は行いません。今後、業績予想の修正が必要と判断される場合は、速やかに公表いたします。※上記予想は本資料発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。