サガミＨＤ、今期経常を2.1倍上方修正

　サガミホールディングス <9900> が2月7日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常損益を従来予想の9億円の黒字→19.3億円の黒字(前期は16.2億円の赤字)に2.1倍上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の4.4億円の黒字→14.7億円の黒字(前年同期は3.4億円の赤字)に3.3倍増額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当連結会計年度通期 の 業績予想につきましては、 新型コロナウイルス感染症拡大による消費の減退 及び営業時間短縮等の影響は継続しているものの、直近の集客状況及び各種コスト改善の取り組み継続により、連結売上高及び連結営業利益は前回発表予想を据え置くことといたしました。 一方、2021年９ 月期までの緊急事態宣言等の発令による営業時間短縮の長期化に伴う時短協力金等の受給額が増加したことにより、連結経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、前回発表予想を上回る見込みとなりました。※上記の業績予想につきましては、発表日時点で当社が入手可能な情報や予測等に基づき 作成したものであり、今後の新型コロナウイルス感染症の収束時期やその影響の範囲等、様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。