パーカー、非開示だった今期経常は微減益、未定だった配当は4円増配

　パーカーコーポレーション <9845> [東証Ｓ] が8月7日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比26.1％増の11.7億円に伸びた。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比0.2％減の38億円とほぼ横ばい見通しを示した。

　同時に、従来未定としていた今期の上期配当を11円(前年同期は9円)実施するとし、従来未定としていた下期配当も11円実施する方針とした。年間配当は前期比4円増の22円に増配となる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の5.8％→7.3％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2024年３月期の業績予想につきましては、2023年4月3日に取得した新規子会社が当社事業に及ぼす影響について、業績予想を合理的に算定することは非常に困難であることから未定としておりましたが、現時点で入手可能な情報や予測等に基づき連結業績予想を算定いたしました。 (注)上記業績予想は、現時点において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は、様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。

　　2024年3月期の配当予想につきましては、財務体質と経営基盤の強化を図り、長期的な視点に立って株主の皆様への安定的な配当を継続する基本方針のもと、業績予想が未定であったことから配当予想に関しましても未定としておりましたが、業績予想と事業展開を勘案し配当予想を決定いたしました。