応用地質、今期経常を31％下方修正

　応用地質 <9755> [東証Ｐ] が11月10日後場(14:00)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比22.8％増の20.6億円に伸びた。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の45億円→31億円(前期は30.3億円)に31.1％下方修正し、増益率が48.4％増→2.2％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の31.6億円→17.6億円(前年同期は19.5億円)に44.2％減額し、一転して9.6％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比21.5％増の7.3億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の3.3％→2.8％に悪化した。

株探ニュース