メイテックＧ、今期経常を一転4％増益に上方修正・最高益、配当は3円減額

　メイテックグループホールディングス <9744> [東証Ｐ] が10月31日昼(11:30)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比4.9％増の90.4億円に伸び、従来の4.9％減益予想から一転して増益で着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の176億円→183億円(前期は176億円)に4.0％上方修正し、一転して3.6％増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の121億円→119億円(前期は123億円)に1.7％下方修正し、減益率が2.0％減→3.6％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比2.3％増の92.5億円に伸びる計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の188円→185円(前期は114円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比3.0％減の42.6億円となり、売上営業利益率は前年同期の14.0％→12.9％に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　足元の動向を踏まえ、通期の連結業績予想を修正した為、利益配分の基本方針に即して2025 年3 月期の期末配当予想を修正しました。