ナガセ、今期経常を一転1％減益に下方修正

　ナガセ <9733> [東証Ｓ] が3月13日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の60.9億円→50.9億円(前期は51.5億円)に16.4％下方修正し、一転して1.2％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の37.9億円→27.9億円(前年同期は36.7億円)に26.3％減額し、一転して23.9％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　高校生部門（東進ハイスクール、東進衛星予備校等）における、夏期、冬期の生徒募集期の新型コロナ感染急拡大の影響等による新規入学の遅れについて、第4四半期、新年度募集での回復を見込んでおりましたが、直近の募集状況は、概ね前年並みで推移していることから、売上高が期初予想をおよそ10億円下回る見込みとなりました。個別業績、連結業績の各利益部門においてもこの影響が見込まれることから、業績動向を踏まえ、会社予想を記載のとおり修正いたします。　なお、2023年2月7日に公表した配当予想については変更ございません。　※上記の業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき当社で判断したものであります。 　　実際の業績等は予想に内在するさまざまな要因により、上記予想数値と異なる場合があります。