ＳＣＳＫ、4-12月期(3Q累計)最終は11％増益で着地、今期配当を2円増額修正

　ＳＣＳＫ <9719> [東証Ｐ] が1月31日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比11.1％増の283億円に伸びたが、通期計画の395億円に対する進捗率は71.7％となり、4年平均の72.3％とほぼ同水準だった。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結最終利益は前年同期比5.4％減の111億円に減る計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の56円→58円(前期は52円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比6.5％増の98.6億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の11.5％→11.7％に上昇した。

株探ニュース