会舘、今期経常を41％上方修正、配当も10円増額

　東京會舘 <9701> [東証Ｓ] が10月27日後場(14:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常損益(非連結)は2億3800万円の黒字(前年同期は1億7700万円の赤字)に浮上し、従来予想の1億7000万円の黒字を上回って着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の4億9000万円→6億9000万円(前期は2億7600万円)に40.8％上方修正し、増益率が77.5％増→2.5倍に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益は前年同期比0.2％減の4億5200万円とほぼ横ばいの計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の10円→20円(前期は20円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常損益は8500万円の赤字(前年同期は2億7300万円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-8.3％→-1.9％に急改善した。

株探ニュース