ウィザスが大幅反発、２０年３月期業績予想を上方修正

　ウィザス<9696.T>が大幅反発している。１０日の取引終了後、２０年３月期の連結業績予想について、売上高を１７６億円から１７７億円（前期比４．４％増）へ、営業利益を１２億円から１３億２０００万円（同１１．９％増）へ、純利益を４億５０００万円から５億９０００万円（同２．８％増）へ上方修正したことが好感されている。

　主に高校・キャリア支援事業を中心に生徒募集が好調に推移したことに加えて、ＩＣＴを活用した高付加価値サービスの導入により顧客単価が向上したことが寄与した。また、学習塾事業で前期に行った統廃合による採算性の向上も利益を押し上げに貢献した。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（１９年４～１２月）決算は、売上高１２９億３０００万円（前年同期比５．３％増）、営業利益８億８２００万円（同２９．３％増）、純利益５億１３００万円（同４０．０％増）だった。

出所：MINKABU PRESS