常磐興、前期最終を赤字拡大に下方修正

　常磐興産 <9675> が4月1日大引け後(15:00)に業績修正を発表。22年3月期の連結最終損益を従来予想の25.9億円の赤字→28.9億円の赤字(前の期は28.8億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益も従来予想の12.5億円の赤字→15.5億円の赤字(前年同期は8.7億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2022年３月期の連結業績において、2022年1月より実施されたまん延防止等重点措置が3月21日まで延長となった影響等により、スパリゾートハワイアンズの日帰り・宿泊部門の利用者数が想定より落ち込み営業利益が下回る一方、助成金等の営業外収益の増加により経常利益の減少は比較的小幅なものとなる見込みとなりました。また、「その他有価証券」に区分される保有有価証券のうち、時価が著しく下落したものについて、投資有価証券評価損(151百万円)を計上する必要が生じたこと等により、前回発表いたしました2022年３月期通期連結業績予想数値を上記のとおり修正するものであります。