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*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:トヨタ不正で先行き不安の相場では思惑・期待株に資金集中か【FISCOソーシャルレポーター】
以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
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※2024年6月10日14時に執筆
先日、トヨタなどの自動車5社による不正が報道されました。しかし、不正というよりは国の基準より独自の厳しい基準で検査を行っていたとの報道もあるようです。今後の進展がどのようになるのか注視していきたいですな。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
大々的に日本の自動車メーカーでの不正が報道された一方で、株式市場での受け止め方は冷静でした。確かにトヨタ自動車<7203>の株価は報道後に下げてはいるものの、許容範囲内と言えるのではないでしょうか。
報道を見ると「型式指定」に関する不正との事で、やはり投資家としてはその不正による安全性や出荷停止がどれくらい業績に影響するのか気になるところです。トヨタは過去にサプライヤーがサイバー攻撃を受けて工場が停止した事もあります。そんな過去の事例も踏まえて、市場は冷静に分析しているのでしょう。
悪材料によって株価が一時的に下がる事はどの銘柄でも起こり得る事です。今回の型式指定はまだ理解できますが、「大手メガバンクと損保が保有するトヨタ株の売却を検討中」という報道も突発的に出ており、市場の健全性を保つ上でそのような報道はいかがなもんかと思ってしまいますが…困ったものですねぇ…。
自分が立てた投資プランの想定内であれば悪材料が出ても冷静でいられます。逆に、投資プランの想定外であれば、手仕舞いするしかありませんな。あたくし達個人投資家が考える事は、自分が設定した時間軸での未来の株価が現在より高いか安いかだけです。さて、今回は思惑・期待が高く上昇トレンドを築いている銘柄をチェックして参ります。
冴えない相場でも好チャートを築いている銘柄は見過ごせません。直近で下値を切り上げているsantec HD<6777>は、光通信用の光測定器などを手掛けておりデータセンター関連として思惑があります。業績は堅調で、増配も好感されました。現在の株価は少し割高感があるものの、グーグルの海底ケーブル投資やデータセンター関連など材料は豊富です。
住商系のITサービス大手であるSCSK<9719>もデータセンター関連の思惑がありますな。車載システム向けや金融業界向けも堅調との事。チャート(日足)は3000円の大台を突破して上場来高値を更新中。この勢いのまま時価総額1兆円に乗れるか…。今後も注視です。
エクイティ投資やコンサルティングを展開するインテグラル<5842>は、5月22日に「5号ファンドシリーズのファイナルクロージングに関するお知らせ」を発表が好感されました。直近の1Q決算は好調で、どこまで下値を切り上げるか要チェックです。
ソフト開発などを手掛けるアドソル日進<3837>は、業績好調に加えて自社株買いを発表しました。電力・ガスのシステム開発に強みを持つ同社は、航空・宇宙分野のDXやデータセンター関連でも思惑がある模様。AIや自動運転などのICTにも絡んでいるようで、豊富なテーマ性を有しております。
サイバーセキュリティ関連に強みを持つフーバーブレイン<3927>は、政府が「能動的サイバー防御」の導入を検討との報道で思惑買いが流入しているようです。同社は業績が振るわない小型グロース銘柄に分類されるかもしれませんが、直近のチャート(日足)は強い上昇トレンドを形成しております。
最後はパッケージソフト大手のピー・シー・エー<9629>です。25日線を下値サポートに、上昇トレンドで年初来高値を更新しました。業績は堅調で増配も発表しております。クラウドサービスや保守サービスで安定的な収入が想定されるとの予想です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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※2024年6月10日14時に執筆
先日、トヨタなどの自動車5社による不正が報道されました。しかし、不正というよりは国の基準より独自の厳しい基準で検査を行っていたとの報道もあるようです。今後の進展がどのようになるのか注視していきたいですな。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
大々的に日本の自動車メーカーでの不正が報道された一方で、株式市場での受け止め方は冷静でした。確かにトヨタ自動車<7203>の株価は報道後に下げてはいるものの、許容範囲内と言えるのではないでしょうか。
報道を見ると「型式指定」に関する不正との事で、やはり投資家としてはその不正による安全性や出荷停止がどれくらい業績に影響するのか気になるところです。トヨタは過去にサプライヤーがサイバー攻撃を受けて工場が停止した事もあります。そんな過去の事例も踏まえて、市場は冷静に分析しているのでしょう。
悪材料によって株価が一時的に下がる事はどの銘柄でも起こり得る事です。今回の型式指定はまだ理解できますが、「大手メガバンクと損保が保有するトヨタ株の売却を検討中」という報道も突発的に出ており、市場の健全性を保つ上でそのような報道はいかがなもんかと思ってしまいますが…困ったものですねぇ…。
自分が立てた投資プランの想定内であれば悪材料が出ても冷静でいられます。逆に、投資プランの想定外であれば、手仕舞いするしかありませんな。あたくし達個人投資家が考える事は、自分が設定した時間軸での未来の株価が現在より高いか安いかだけです。さて、今回は思惑・期待が高く上昇トレンドを築いている銘柄をチェックして参ります。
冴えない相場でも好チャートを築いている銘柄は見過ごせません。直近で下値を切り上げているsantec HD<6777>は、光通信用の光測定器などを手掛けておりデータセンター関連として思惑があります。業績は堅調で、増配も好感されました。現在の株価は少し割高感があるものの、グーグルの海底ケーブル投資やデータセンター関連など材料は豊富です。
住商系のITサービス大手であるSCSK<9719>もデータセンター関連の思惑がありますな。車載システム向けや金融業界向けも堅調との事。チャート(日足)は3000円の大台を突破して上場来高値を更新中。この勢いのまま時価総額1兆円に乗れるか…。今後も注視です。
エクイティ投資やコンサルティングを展開するインテグラル<5842>は、5月22日に「5号ファンドシリーズのファイナルクロージングに関するお知らせ」を発表が好感されました。直近の1Q決算は好調で、どこまで下値を切り上げるか要チェックです。
ソフト開発などを手掛けるアドソル日進<3837>は、業績好調に加えて自社株買いを発表しました。電力・ガスのシステム開発に強みを持つ同社は、航空・宇宙分野のDXやデータセンター関連でも思惑がある模様。AIや自動運転などのICTにも絡んでいるようで、豊富なテーマ性を有しております。
サイバーセキュリティ関連に強みを持つフーバーブレイン<3927>は、政府が「能動的サイバー防御」の導入を検討との報道で思惑買いが流入しているようです。同社は業績が振るわない小型グロース銘柄に分類されるかもしれませんが、直近のチャート(日足)は強い上昇トレンドを形成しております。
最後はパッケージソフト大手のピー・シー・エー<9629>です。25日線を下値サポートに、上昇トレンドで年初来高値を更新しました。業績は堅調で増配も発表しております。クラウドサービスや保守サービスで安定的な収入が想定されるとの予想です。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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