決算プラス・インパクト銘柄・寄付 … 積水ハウス、ファーマＦ、日本空港ビル (6月4日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の6月3日から4日の決算発表を経て5日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.3　不二電機 <6654>
　21年1月期第1四半期(2-4月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.4倍の9200万円に急拡大し、2-7月期(上期)計画の7200万円に対する進捗率が127.8％とすでに上回り、さらに5年平均の41.5％も超えた。

★No.6　積水ハウス <1928>
　21年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比36.2％増の475億円に拡大し、通期計画の2050億円に対する進捗率は5年平均の16.2％を上回る23.2％に達した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2929> ファーマＦ 　　東２ 　 +18.32 　　6/ 4　　　3Q　　　　赤拡
<9824> 泉州電 　　　　東１　　 +7.65 　　6/ 4　　上期　　　-15.55
<6654> 不二電機 　　　東１　　 +7.38 　　6/ 4　　　1Q　　　142.11
<9627> アインＨＤ 　　東１　　 +5.19 　　6/ 4　本決算　　　-10.83
<9706> 日本空港ビル 　東１　　 +0.60 　　6/ 4　本決算　　　　　－

<1928> 積水ハウス 　　東１　　 +0.60 　　6/ 4　　　1Q　　　 36.21

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした5日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース