決算プラス・インパクト銘柄 … ＨＩＳ、アインＨＤ、ラクーン (8月24日～30日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の水準から31日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ラクーン <3031>
　19年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比27.9％増の1.3億円に伸び、通期計画の5億円に対する進捗率は26.2％に達し、5年平均の20.5％も上回った。

★No.3　ウチダエスコ <4699>
　18年7月期の連結経常利益は前の期比23.2％減の5億4100万円になったが、19年7月期は前期比14.6％増の6億2000万円に伸びる見通しとなった。

★No.5　キタック <4707>
　18年10月期第3四半期累計(17年11月-18年7月)の経常利益(非連結)は前年同期比78.1％増の2億4400万円に拡大し、通期計画の2億2800万円に対する進捗率が107.0％とすでに上回り、さらに5年平均の73.8％も超えた。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3031> ラクーン 　　　東１　　 +8.76 　　8/30　　　1Q　　　 27.88
<9603> ＨＩＳ 　　　　東１　　 +6.88 　　8/30　　　3Q　　　-16.14
<4699> ウチダエスコ 　ＪＱ　　 +5.94 　　8/30　本決算　　　 14.60
<9627> アインＨＤ 　　東１　　 +4.04 　　8/30　　　1Q　　　-12.70
<4707> キタック 　　　ＪＱ　　 +3.99 　　8/24　　　3Q　　　 78.10

<7590> タカショー 　　東１　　 +2.33 　　8/27　　上期　　　-35.56

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした31日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース