建設技研、今期経常を一転21％増益に上方修正・最高益更新へ

　建設技術研究所 <9621> が10月28日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年12月期の連結経常利益を従来予想の49億円→63億円(前期は52.1億円)に28.6％上方修正し、一転して20.8％増益を見込み、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の12.7億円→26.7億円(前年同期は25億円)に2.1倍増額し、一転して6.7％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　国内建設コンサルティング事業においては、国土強靭化基本計画の推進などを背景とした好調な受注に加え、業務単価の上昇や業務生産の効率化により業績は堅調に推移しております。また、海外建設コンサルティング事業においては、英国経済の持ち直しにより、Waterman Group Plcの業績が回復傾向にあります。以上の結果、売上高、各段階利益とも増加する見込みとなりましたので、当初の業績予想を修正いたします。