名港海、今期経常を6％上方修正、配当も2円増額

　名港海運 <9357> [名証Ｍ] が2月9日後場(14:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比8.0％減の55.2億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の62.5億円→66億円(前期は69.5億円)に5.6％上方修正し、減益率が10.2％減→5.2％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の28億円→31.5億円(前年同期は31.6億円)に12.5％増額し、減益率が11.3％減→0.3％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の36円→38円(前期は34円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比6.0％減の20.7億円に減り、売上営業利益率は前年同期の8.4％→7.7％に悪化した。

株探ニュース