名港海、上期経常は一転7％増益で上振れ着地、今期配当を4円増額修正

　名港海運 <9357> [名証Ｍ] が11月10日後場(14:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比6.8％増の37.9億円に伸び、従来の11.4％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の62.5億円に対する進捗率は60.7％に達し、5年平均の47.0％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比30.6％減の24.5億円に落ち込む計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の30円→34円(前期は31.5円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比32.7％増の17.4億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.4％→8.4％に改善した。

株探ニュース