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ispaceのニュース
豊富な経験を有するメンバーと共に、シスルナ経済圏の構築を牽引する
株式会社ispace(東京都中央区、代表取締役:袴田武史、以下ispace)(証券コード9348)は本日、宇宙業界における国際的かつ多角的な知見と、豊富な経験を持つリーダーを含むメンバーで形成された、ispace・ルナ・アドバイザリー・ボード(ispace Lunar Advisory Board)を設置することを発表しましたので、お知らせいたします。
ispace Lunar Advisory Board ispace・ルナ・アドバイザリー・ボード
初期のボードメンバーには、元欧州宇宙機関(ESA)事務局長のジャン-ジャック・ドルダン氏(Jean-Jacques Dordain)、元内閣府大臣官房宇宙審議官(後に宇宙開発戦略推進事務局長)の小宮義則氏、元SpaceXコマーシャルビジネス担当上級副社長の友也・トーマス・オシネロ氏(Tom Ochinero)、および元アメリカ航空宇宙局(NASA)科学ミッション本部副本部長のアラン・スターン氏(Alan Stern)計4名が就任しました(2024年9月現在。並びは氏名のアルファベット順)。
本ボードには、シスルナ経済圏を構築する上での事業戦略や政策、技術、国家安全保障、および社会経済評価に関連する課題について、日本、米国、ルクセンブルクの3拠点を持つispaceの経営メンバーに対し、重要な洞察とアドバイスを提供することが期待されています。ispaceは宇宙機関や民間企業で従事した経歴を有するボードメンバーと共に、シスルナ経済圏の構築を牽引して参ります。
■ 株式会社ispace 代表取締役CEO & Founder 袴田 武史 コメント
「ispaceが目指すシスルナ経済圏を構築し発展していくために、このたび、尊敬する宇宙産業のリーダー達をボードメンバーとしてお迎えすることができて、大変うれしく思います。ルナ・アドバイザリー・ボードを設立するにあたり重要視したのは、物事を端的な視点ではなく、多角的且つ包括的に私たちの課題にアプローチできる人材を集めることでした。今回ご就任いただいたボードメンバーの皆さまはこれまでに、大きな功績とispaceのビジョンに沿った多様なキャリアを歩まれています。その経験に基づいた提言を活かし、ispaceのさらなるグローバルな事業展開を進めて行きたいと考えています。」
■ ルナ・アドバイザリー・ボードメンバー紹介(*2024年9月現在:アルファベット順)
ジャン-ジャック・ドルダン氏(Jean-Jacques Dordain)
「 地球と無限に広がる宇宙の可能性を開拓していくサポートのために、ルナ・アドバイザリー・ボードとしてこれまでの経験をispaceと分かち合い、協力できることを嬉しく思います。ispaceは3拠点で最高峰の知識を駆使して、グローバルな未来を創造して行くでしょう。そのために私も学びを止めることなく進んでまいります。」
欧州宇宙機関(ESA)の第6代事務局長を務め、ESA理事会から2度の再任を受け、2003年から2025年まで同職を務めた。また、日本の宇宙開発事業団(NASDA)の評価委員会事務局長をはじめ、数々の政府機関や学術機関の役職を歴任。また、フランス大統領からレジオンドヌール勲章を授与されるなど、欧州各国政府から表彰を受けている。さらに、国際宇宙連盟の名誉副会長や国際宇宙大学の学長も務めている。
小宮義則氏
「私が10年前内閣府の宇宙開発戦略推進事務局長の時に、ispaceは既に日本を代表する宇宙スタートアップでありました。そのグローバルアドバイザーに、今回、米国及び欧州の宇宙スタートップ又は宇宙機関のOBの方々と共に就任することは、私にとり大きな名誉であると共に重責を感じます。ispaceが現在進めている月探査を含め、グローバルな観点から適切な助言をできるよう努力して参ります。」
経済産業省(旧通商産業省)に30年間勤務し、内閣府大臣官房宇宙審議官、内閣府宇宙戦略事務局長を歴任。宇宙基本計画の改定、宇宙活動法、衛星リモートセンシングデータ法の制定を指揮した。2016年、特許庁長官に就任。
友也・トーマス・オシネロ氏(Tom Ochinero)
「ルナ・アドバイザリー・ボードに参加できて光栄です。仲間の会員と協力し、ispace の刺激的なミッションの達成に貢献したいと思います。」
オシネロ博士はスペースXの元上級幹部で、コマーシャルビジネス担当上級副社長を務めた。10年以上、ロケット・宇宙船会社において、大幅な事業拡大を監督し、スペースXを商業宇宙打ち上げサービスの世界的リーダーになるのを支えた。それ以前は、先端エンジニアリング企業で最高経営責任者を務め、ゴールドマン・サックス証券でセールス・トレーダーも務めた。現在は、インターラゴス・キャピタルの共同設立者兼ゼネラルパートナーを務める。
アラン・スターン氏(Alan Stern)
「月商業開発をリードする ispaceの優れたルナ・アドバイザリー・ボードの一員となれたことを光栄に思い、興奮しています。今後、ispaceの経営メンバーとの協議を以て、商業的な月、宇宙経済の発展にも、貢献できることを楽しみにしています。」
スターン博士は元NASA副長官であり、冥王星とカイパーベルトを探査するNASAニュー・ホライズンズ・ミッションの主任研究員を務めた。また民間宇宙飛行士、米国国家科学委員会の委員を務める一方、「タイム100」誌の「最も影響力のある100人」に2度選出されている。数多くの科学・技術論文や記事の執筆・編集を手がけ複数の著書もある。現在は主に航空宇宙コンサルティング業務に従事している。
● 株式会社ispace( https://ispace-inc.com/jpn/ )について
「Expand our planet. Expand our future. ~人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ~」をビジョンに掲げ、月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業。日本、ルクセンブルク、アメリカの3拠点で活動し、現在約300名のスタッフが在籍。2010年に設立し、Google Lunar XPRIZEレースの最終選考に残った5チームのうちの1チームである「HAKUTO」を運営した。月への高頻度かつ低コストの輸送サービスを提供することを目的とした小型のランダー(月着陸船)と、月探査用のローバー(月面探査車)を開発。民間企業が月でビジネスを行うためのゲートウェイとなることを目指し、月市場への参入をサポートするための月データビジネスコンセプトの立ち上げも行う。2022年12月11日には SpaceXのFalcon 9を使用し、同社初となるミッション1のランダーの打ち上げを完了。続く2024年冬[i]にミッション2の打ち上げを、2026年[ii]にミッション3、2027年に[iii]ミッション6の打ち上げを行う予定。
ミッション1の目的は、ランダーの設計および技術の検証と、月面輸送サービスと月面データサービスの提供という事業モデルの検証および強化であり、ミッション1マイルストーンの10段階の内Success8まで成功を収めることができ、Success9中においても、着陸シーケンス中のデータも含め月面着陸ミッションを実現する上での貴重なデータやノウハウなどを獲得することに成功。ミッション1で得られたデータやノウハウは、後続するミッション2へフィードバックされる予定。更にミッション3では、より精度を高めた月面輸送サービスの提供によってNASAが行う「アルテミス計画」にも貢献する計画。
[i] 2024年9月時点の想定
[ii] 2024年9月時点の想定
[iii] 2024年9月時点の想定
株式会社ispace(東京都中央区、代表取締役:袴田武史、以下ispace)(証券コード9348)は本日、宇宙業界における国際的かつ多角的な知見と、豊富な経験を持つリーダーを含むメンバーで形成された、ispace・ルナ・アドバイザリー・ボード(ispace Lunar Advisory Board)を設置することを発表しましたので、お知らせいたします。
ispace Lunar Advisory Board ispace・ルナ・アドバイザリー・ボード
初期のボードメンバーには、元欧州宇宙機関(ESA)事務局長のジャン-ジャック・ドルダン氏(Jean-Jacques Dordain)、元内閣府大臣官房宇宙審議官(後に宇宙開発戦略推進事務局長)の小宮義則氏、元SpaceXコマーシャルビジネス担当上級副社長の友也・トーマス・オシネロ氏(Tom Ochinero)、および元アメリカ航空宇宙局(NASA)科学ミッション本部副本部長のアラン・スターン氏(Alan Stern)計4名が就任しました(2024年9月現在。並びは氏名のアルファベット順)。
本ボードには、シスルナ経済圏を構築する上での事業戦略や政策、技術、国家安全保障、および社会経済評価に関連する課題について、日本、米国、ルクセンブルクの3拠点を持つispaceの経営メンバーに対し、重要な洞察とアドバイスを提供することが期待されています。ispaceは宇宙機関や民間企業で従事した経歴を有するボードメンバーと共に、シスルナ経済圏の構築を牽引して参ります。
■ 株式会社ispace 代表取締役CEO & Founder 袴田 武史 コメント
「ispaceが目指すシスルナ経済圏を構築し発展していくために、このたび、尊敬する宇宙産業のリーダー達をボードメンバーとしてお迎えすることができて、大変うれしく思います。ルナ・アドバイザリー・ボードを設立するにあたり重要視したのは、物事を端的な視点ではなく、多角的且つ包括的に私たちの課題にアプローチできる人材を集めることでした。今回ご就任いただいたボードメンバーの皆さまはこれまでに、大きな功績とispaceのビジョンに沿った多様なキャリアを歩まれています。その経験に基づいた提言を活かし、ispaceのさらなるグローバルな事業展開を進めて行きたいと考えています。」
■ ルナ・アドバイザリー・ボードメンバー紹介(*2024年9月現在:アルファベット順)
ジャン-ジャック・ドルダン氏(Jean-Jacques Dordain)
「 地球と無限に広がる宇宙の可能性を開拓していくサポートのために、ルナ・アドバイザリー・ボードとしてこれまでの経験をispaceと分かち合い、協力できることを嬉しく思います。ispaceは3拠点で最高峰の知識を駆使して、グローバルな未来を創造して行くでしょう。そのために私も学びを止めることなく進んでまいります。」
欧州宇宙機関(ESA)の第6代事務局長を務め、ESA理事会から2度の再任を受け、2003年から2025年まで同職を務めた。また、日本の宇宙開発事業団(NASDA)の評価委員会事務局長をはじめ、数々の政府機関や学術機関の役職を歴任。また、フランス大統領からレジオンドヌール勲章を授与されるなど、欧州各国政府から表彰を受けている。さらに、国際宇宙連盟の名誉副会長や国際宇宙大学の学長も務めている。
小宮義則氏
「私が10年前内閣府の宇宙開発戦略推進事務局長の時に、ispaceは既に日本を代表する宇宙スタートアップでありました。そのグローバルアドバイザーに、今回、米国及び欧州の宇宙スタートップ又は宇宙機関のOBの方々と共に就任することは、私にとり大きな名誉であると共に重責を感じます。ispaceが現在進めている月探査を含め、グローバルな観点から適切な助言をできるよう努力して参ります。」
経済産業省(旧通商産業省)に30年間勤務し、内閣府大臣官房宇宙審議官、内閣府宇宙戦略事務局長を歴任。宇宙基本計画の改定、宇宙活動法、衛星リモートセンシングデータ法の制定を指揮した。2016年、特許庁長官に就任。
友也・トーマス・オシネロ氏(Tom Ochinero)
「ルナ・アドバイザリー・ボードに参加できて光栄です。仲間の会員と協力し、ispace の刺激的なミッションの達成に貢献したいと思います。」
オシネロ博士はスペースXの元上級幹部で、コマーシャルビジネス担当上級副社長を務めた。10年以上、ロケット・宇宙船会社において、大幅な事業拡大を監督し、スペースXを商業宇宙打ち上げサービスの世界的リーダーになるのを支えた。それ以前は、先端エンジニアリング企業で最高経営責任者を務め、ゴールドマン・サックス証券でセールス・トレーダーも務めた。現在は、インターラゴス・キャピタルの共同設立者兼ゼネラルパートナーを務める。
アラン・スターン氏(Alan Stern)
「月商業開発をリードする ispaceの優れたルナ・アドバイザリー・ボードの一員となれたことを光栄に思い、興奮しています。今後、ispaceの経営メンバーとの協議を以て、商業的な月、宇宙経済の発展にも、貢献できることを楽しみにしています。」
スターン博士は元NASA副長官であり、冥王星とカイパーベルトを探査するNASAニュー・ホライズンズ・ミッションの主任研究員を務めた。また民間宇宙飛行士、米国国家科学委員会の委員を務める一方、「タイム100」誌の「最も影響力のある100人」に2度選出されている。数多くの科学・技術論文や記事の執筆・編集を手がけ複数の著書もある。現在は主に航空宇宙コンサルティング業務に従事している。
● 株式会社ispace( https://ispace-inc.com/jpn/ )について
「Expand our planet. Expand our future. ~人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ~」をビジョンに掲げ、月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業。日本、ルクセンブルク、アメリカの3拠点で活動し、現在約300名のスタッフが在籍。2010年に設立し、Google Lunar XPRIZEレースの最終選考に残った5チームのうちの1チームである「HAKUTO」を運営した。月への高頻度かつ低コストの輸送サービスを提供することを目的とした小型のランダー(月着陸船)と、月探査用のローバー(月面探査車)を開発。民間企業が月でビジネスを行うためのゲートウェイとなることを目指し、月市場への参入をサポートするための月データビジネスコンセプトの立ち上げも行う。2022年12月11日には SpaceXのFalcon 9を使用し、同社初となるミッション1のランダーの打ち上げを完了。続く2024年冬[i]にミッション2の打ち上げを、2026年[ii]にミッション3、2027年に[iii]ミッション6の打ち上げを行う予定。
ミッション1の目的は、ランダーの設計および技術の検証と、月面輸送サービスと月面データサービスの提供という事業モデルの検証および強化であり、ミッション1マイルストーンの10段階の内Success8まで成功を収めることができ、Success9中においても、着陸シーケンス中のデータも含め月面着陸ミッションを実現する上での貴重なデータやノウハウなどを獲得することに成功。ミッション1で得られたデータやノウハウは、後続するミッション2へフィードバックされる予定。更にミッション3では、より精度を高めた月面輸送サービスの提供によってNASAが行う「アルテミス計画」にも貢献する計画。
[i] 2024年9月時点の想定
[ii] 2024年9月時点の想定
[iii] 2024年9月時点の想定
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