関通が一時Ｓ高、２０年２月期営業利益は２．３倍

　関通<9326.T>が急伸し、一時ストップ高の２３５０円に買われている。１４日の取引終了後に発表した２０年２月期単独決算が、売上高７３億１００万円（前の期比１２．９％増）、営業利益２億９１００万円（同２．３倍）、純利益１億７０００万円（同２．２倍）と大幅増益だったことが好感されている。

　主力の物流サービス事業で、ＥＣ・通販物流支援サービスが好調に推移した。なお、２１年２月期業績予想は、新型コロナウイルスの影響など未確定要素が多く、合理的な算定が困難であるとして未定としている。

　また同じく１４日に、今後のｅコマースの規模拡大に対応するために、米インヴィア・ロボティクス社（カリフォルニア州）が提供するＡＧＶ（無人搬送車）を導入することで基本合意したと発表しており、これも好材料視されているようだ。

出所：MINKABU PRESS