東陽倉、今期経常を20％上方修正、配当も5円増額

　東陽倉庫 <9306> [東証Ｓ] が10月28日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の15億円→18億円(前期は18.2億円)に20.0％上方修正し、減益率が17.6％減→1.1％減に縮小する見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の7.5億円→9.2億円(前年同期は9.7億円)に22.7％上方修正し、減益率が23.2％減→5.7％減に縮小する見通しとなった。

　業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の27.5円→30円に増額し、下期配当も従来計画の27.5円→30円に増額修正した。年間配当は60円となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　物流事業における更なる合理化の推進及び持分法による投資利益の増加等により第２四半期（中間期）の連結業績予想を修正するものであります。また、通期における連結業績予想につきましても、第２四半期（中間期）の状況等を勘案し、上記の通り修正いたします。

　当社の剰余金の配当は、安定配当の維持を基本としながら、配当性向、将来の事業展開のための内部留保の充実など、総合的に勘案して決定しております。本日公表の業績予想の修正及び今後の事業展開等を踏まえ、中間配当予想を１株当たり27円50銭から２円50銭増額し、１株当たり30円に、期末配当予想を１株当たり27円50銭から２円50銭増額し、１株当たり30円にそれぞれ修正するものであります。この結果、2025年３月期においては８期連続の増配となる見通しであります。なお、上記の業績予想等は、現時点において当社が入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は、様々な要因により予想値と大きく異なる可能性があります。