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CaSyのニュース
*14:31JST CaSy Research Memo(1):定期UU数の増加と価格改定により売上高、売上総利益、営業利益が改善
■要約
CaSy<9215>は、家事代行サービスとその他の暮らしサービスを両軸にした家事代行サービス業を展開し、サービス実施以外は、オンラインで完結できるマッチング・プラットフォームを運営する。テクノロジーにより、顧客とキャストとの相性や要望を加味する高精度なマッチング、顧客がサービスを簡単に依頼できるWeb/スマートフォンアプリの運用、顧客がサービスを気軽に利用できる価格帯設定などにより、家事代行業におけるIT化の底上げを目指す。
1. 2022年11月期の業績
2022年11月期(2021年12月-2022年11月)の業績は、売上高で前期比170百万円増の1,335百万円(同14.6%増)、営業利益は同34百万円増の33百万円、経常利益は同27百万円増の22百万円、当期純利益は同6百万円増の9百万円と売上高・利益ともに前期を上回った。定期UU数※の増加に伴う顧客基盤の成長と第3四半期からの価格改定により、売上高は前年同期比14.6%増の成長となり、加えて、価格改定により粗利率が改善されたことに伴い、売上総利益も前年同期比15.8%の増加となった。新型コロナウィルス感染症拡大(以下、コロナ禍)の影響があるなか、顧客基盤の拡大によるサービス依頼数の増加や価格改定が売上総利益を押し上げ、営業利益は前期比34百万円の増加となった。
※UU(Unique User)数とはWebサイトを訪問したユーザー数を示す指標で、一定期間において同じユーザーが同一デバイスで何度訪問しても、ユニークユーザー数は「1」とカウントされる。
2. 2023年11月期の見通し
2023年11月期の業績見通しについては、売上高で前期比201百万円増加の1,537百万円(同15.1%増)、営業利益は同33百万円減の0百万円、経常利益で同21百万円減の0百万円、当期純利益で同9百万円減の0百万円としており、売上高の成長率と黒字を維持しつつもサービス成長やプロダクトの機能開発にかかる人的資本への投資を積極的に行う方針となっている。
3. 成長戦略
同社の売上構成の97%を占める家事代行サービス(掃除代行、料理代行)では、主要な集客チャネルであるWeb集客に加え、同サービスの安心安全をアピールするため、大手企業へ福利厚生としての同サービス導入を推進し、知名度向上により顧客からの信頼を得る戦略を推進する。おもてなしの心と高いスキルの両方を体現できる同社のサービススタッフである「キャスト」を採用するため、キャストが同社で働きたいという所属欲求や、顧客から認められたい、あるいは喜ばれたいという承認欲求、キャストが仕事のなかで自分自身を表現したいという欲求などを満たせる様々な施策を幅広く展開し、キャストが働くことにやりがいを持てる組織的ブランディングに取り組む。さらに、家事代行業のIT化底上げを目指すために、家事代行クラウド「MoNiCa」にも戦略的投資を行う。
■Key Points
・最新のテクノロジーを用いて、身近で安心安価な家事代行サービス業を目指す
・2022年11月期は営業損益が黒字に転換
・2023年11月期の業績は、売上高の成長率と黒字を維持しつつも、積極的な投資を行う見通し
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
<YI>
CaSy<9215>は、家事代行サービスとその他の暮らしサービスを両軸にした家事代行サービス業を展開し、サービス実施以外は、オンラインで完結できるマッチング・プラットフォームを運営する。テクノロジーにより、顧客とキャストとの相性や要望を加味する高精度なマッチング、顧客がサービスを簡単に依頼できるWeb/スマートフォンアプリの運用、顧客がサービスを気軽に利用できる価格帯設定などにより、家事代行業におけるIT化の底上げを目指す。
1. 2022年11月期の業績
2022年11月期(2021年12月-2022年11月)の業績は、売上高で前期比170百万円増の1,335百万円(同14.6%増)、営業利益は同34百万円増の33百万円、経常利益は同27百万円増の22百万円、当期純利益は同6百万円増の9百万円と売上高・利益ともに前期を上回った。定期UU数※の増加に伴う顧客基盤の成長と第3四半期からの価格改定により、売上高は前年同期比14.6%増の成長となり、加えて、価格改定により粗利率が改善されたことに伴い、売上総利益も前年同期比15.8%の増加となった。新型コロナウィルス感染症拡大(以下、コロナ禍)の影響があるなか、顧客基盤の拡大によるサービス依頼数の増加や価格改定が売上総利益を押し上げ、営業利益は前期比34百万円の増加となった。
※UU(Unique User)数とはWebサイトを訪問したユーザー数を示す指標で、一定期間において同じユーザーが同一デバイスで何度訪問しても、ユニークユーザー数は「1」とカウントされる。
2. 2023年11月期の見通し
2023年11月期の業績見通しについては、売上高で前期比201百万円増加の1,537百万円(同15.1%増)、営業利益は同33百万円減の0百万円、経常利益で同21百万円減の0百万円、当期純利益で同9百万円減の0百万円としており、売上高の成長率と黒字を維持しつつもサービス成長やプロダクトの機能開発にかかる人的資本への投資を積極的に行う方針となっている。
3. 成長戦略
同社の売上構成の97%を占める家事代行サービス(掃除代行、料理代行)では、主要な集客チャネルであるWeb集客に加え、同サービスの安心安全をアピールするため、大手企業へ福利厚生としての同サービス導入を推進し、知名度向上により顧客からの信頼を得る戦略を推進する。おもてなしの心と高いスキルの両方を体現できる同社のサービススタッフである「キャスト」を採用するため、キャストが同社で働きたいという所属欲求や、顧客から認められたい、あるいは喜ばれたいという承認欲求、キャストが仕事のなかで自分自身を表現したいという欲求などを満たせる様々な施策を幅広く展開し、キャストが働くことにやりがいを持てる組織的ブランディングに取り組む。さらに、家事代行業のIT化底上げを目指すために、家事代行クラウド「MoNiCa」にも戦略的投資を行う。
■Key Points
・最新のテクノロジーを用いて、身近で安心安価な家事代行サービス業を目指す
・2022年11月期は営業損益が黒字に転換
・2023年11月期の業績は、売上高の成長率と黒字を維持しつつも、積極的な投資を行う見通し
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
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