テクニカルだけで株式・為替を張るテクニカル博士、takurostと申します。
全日空9202は、6月末からの急落で週足のボリンジャーバンドは-3αに接地して急落しました。その後週足ボリンジャーバンドは上記の状況から-2αを乖離したため、一転して調整フェイズへと移行していると考えられます。取引高を下げて様子見となった9202は、目下の底である260円と日足一目均衡表転換線＆20日線が時間調整によりクロスし、20日線＆転換線を越えた段階で急反発となりました。目下日足基準線280円に阻まれて利益確定となっていますが、所詮基準線は節目にするには弱いため、急騰のフィナボッチ50％である271円付近を守れば再上昇となり、次は抵抗線に化けた280円、その次は45度進行を仮定すれば接触すると予想される心理節目＆日足先行スパン300円が次のポイントになるでしょう。270円を下抜いた場合265円が目標になり、ここに達した場合、窓埋め全値返しとなり、保合に移行する確率が強まるでしょう。