神姫バ、今期経常を赤字拡大に下方修正

　神姫バス <9083> [東証２] が1月29日大引け後(17:30)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常損益を従来予想の12.9億円の赤字→20.6億円の赤字(前期は22.2億円の黒字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の14.1億円→6.4億円(前年同期は15億円)に54.4％減額し、減益率が5.8％減→57.0％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　前回発表の連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が、2021年３月期末まで逓減されながらも続くものと想定した上で、GoToトラベルキャンペーン等政府の経済政策も織り込み策定しており、12月までの業績はほぼその予想通りに推移しておりました。　しかしながら、新型コロナウイルス感染症第３波の到来に伴う外出自粛と2021年１月７日に再発令されました緊急事態宣言により、再び当社グループの業績及び財政状態に多大な悪影響を及ぼす事態となったことから業績予想を下方修正いたしました。（注）上記予想は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、多分に不確実な要素を含んでおり、実際の業績等は上記予想数値と異なる場合があります。