神奈交、前期経常を5％下方修正

　神奈川中央交通 <9081> が4月24日大引け後(16:15)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の57.3億円→54.7億円(前の期は67.8億円)に4.5％下方修正し、減益率が15.6％減→19.4％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の18.3億円→15.7億円(前年同期は24.9億円)に14.2％減額し、減益率が26.3％減→36.7％減に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　 新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けた外出の自粛により、一般旅客自動車運送事業やレジャー・スポーツ事業において利用客数の減少等の影響が生じており、売上高、営業利益、経常利益が前回予想を下回る見込みであります。　 また、今後の業績見通し等を勘案し、繰延税金資産の回収可能性について慎重に検討した結果、2020年3月期において一部連結子会社の繰延税金資産を取り崩すこととしたため、親会社株主に帰属する当期純利益につきましても前回予想を下回る見込みであります。※ 業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。