2,422円
セイノーホールディングスのニュース
■みらいWKS <6563> 786円 (+32円、+4.2%)
みらいワークス <6563> [東証M]が大幅反発。23日の取引終了後、And Technologies(東京都港区)の全株式を22年1月4日付で取得し、子会社化すると発表したことが好感された。And Technologiesは、転職力を上げるためのキャリア情報を提供し、HR領域におけるリード獲得をサポートするDX(デジタルトランスフォーメーション)プラットフォーム「FIND CAREERS」の運営を手掛けており、子会社化によりみらいWKSの運営する各種サービスにおける新規登録者の獲得を強化することが狙い。なお、同件による22年9月期業績への影響は軽微としている。
■出前館 <2484> 790円 (+30円、+4.0%)
出前館 <2484> [JQ]が大幅高。同社はZホールディングス <4689> 傘下で、飲食店出前仲介サイト「出前館」の運営を手掛ける。コロナ禍に伴う外出自粛を受けたデリバリー需要増加を背景に業容拡大を続けているものの、先行投資負担が重く、今年に入り同社株は調整を余儀なくされていた。ただ、昨年3月の急落局面以来の水準まで下落したことで、調整一巡感が意識されやすい状況にある。こうしたなか、同社は23日にセイノーホールディングス <9076> と業務提携を発表、配達エリアの拡大や日用品・食料品のデリバリー展開を加速させていく方針を示しており、今後の展開を期待した買いが入っているようだ。また直近、ドイツの料理宅配大手デリバリーヒーローが日本事業から撤退することが伝わっており、出前館をはじめとする同業各社には追い風になるとみられている。
■レーザーテク <6920> 34,240円 (+1,300円、+4.0%)
レーザーテック <6920> が4日続伸、上場来高値を更新した。そのほか東京エレクトロン <8035> も足並みを揃え上値追い態勢となり、11月19日につけた上場来高値を奪回した。世界的な半導体需給逼迫を背景に大手半導体メーカーが生産能力の増強に積極的で、競争力の高い商品ラインアップを誇る日本の半導体製造装置メーカーの商機が高まっている。23日の米国株市場では半導体製造装置世界トップのアプライド・マテリアルズ
■マイネット <3928> 606円 (+22円、+3.8%)
マイネット <3928> が大幅反発。23日の取引終了後、ブシロード <7803> [東証M]が配信するスマートフォンゲーム「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル ALL STARS」(通称「スクスタ」)の運営契約を締結したと発表しており、これが好感された。同社は21日、スマートフォンゲームの運営契約の締結と運営移管について発表し、その際、ゲームタイトルについては非開示としていたが、「スクスタ」であるという。同社では、同タイトルの21年12月から1年間の売上高を20年12月期連結売上高(115億3300万円)の10%に相当する額以上を見込むが、これによる上乗せ分は21年12月期業績予想に織り込み済みとしている。
■大光 <3160> 686円 (+19円、+2.9%)
大光 <3160> が反発。23日の取引終了後、22年5月期の連結業績予想について、売上高を571億円から570億円(前期比5.3%増)へ、営業利益を4億円から2億円(同16.4%減)へ、最終利益を2億4500万円から8000万円(前期4億4100万円の赤字)へ下方修正したが、アク抜け感から買われたようだ。想定以上に新型コロナウイルス感染拡大が長期化し、主要販売先である外食産業で外出自粛や酒類提供禁止に伴う来客数の減少、休業要請や営業時間短縮要請などの厳しい状況が継続したことを受けて、同社の上期も厳しい事業運営を強いられたことが要因としている。なお、同時に発表した第2四半期累計(6-11月)連結決算は、売上高261億8400万円(前年同期比5.8%減)、営業損益2億500万円の赤字(前年同期4800万円の黒字)、最終損益2億1800万円の赤字(同4億4300万円の赤字)だった。
■HIS <9603> 1,945円 (+52円、+2.8%)
エイチ・アイ・エス <9603> が4日続伸。同社は前週末24日午後1時に、子会社による「Go To トラベル」の不正受給に関し、調査委員会から調査報告書を受理したと発表。その中で、不正受給であったと認定したうえで、返還すべき給付金の総額は6億円超と指摘されており、これによって目先の不透明感は払拭されたとの見方が広がっているようだ。
■初穂商事 <7425> 1,747円 (+46円、+2.7%)
初穂商事 <7425> [JQ]が3日続伸。23日の取引終了後、21年12月期の連結業績予想について、営業利益を6億1000万円から7億6000万円(前期比49.0%増)へ、純利益を3億4000万円から4億8200万円(同2.2倍)へ上方修正し、あわせて65円を予定していた期末一括配当を70円に引き上げたことが好感された。売上高は303億円から300億円(同3.2%増)へ下方修正したものの、仕入価格相場に対応した価格改定の影響が想定より順調に進んだことに加えて、配送体制の見直しなどによるコストの低減が利益上振れに寄与したという。なお、今期配当予想は、前期(110円、ただし21年1月1日付で1株を2株へ株式分割)に対しては実質増配となる予定だ。
■イマジカG <6879> 644円 (+15円、+2.4%)
IMAGICA GROUP <6879> が4日続伸。同社は前週末24日午後0時30分に、22年3月期連結業績予想について、売上高を750億円から770億円(前期比11.2%減)へ、営業利益を15億円から20億円(前期は10億8400万円の赤字)へ、純利益を20億円から25億円(前期比27.6%減)へ、年間配当予想を5円から10円(前期は無配)へ上方修正すると発表した。国内・海外ともに動画配信事業者向けのE2Eサービスが好調に推移していることに加え、音楽ライブ収録やCM制作の受注が好調であるためとしている。
■Sansan <4443> 2,581円 (+56円、+2.2%)
Sansan <4443> が4日続伸。前週末24日午後1時ごろ、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」を栃木県企業局が導入したと発表。今回の栃木県企業局による導入は、職員が有する名刺情報をデータ化し、人脈及びコンタクト情報を共有することで、より効果的な企業誘致活動を展開することが狙い。企業誘致活動におけるPR機会の拡大、新規顧客の開拓や情報の共有など産業団地などへの企業誘致の推進に役立てるほか、電気の地産地消の推進や工業用水の需要拡大、県民ゴルフ場のPR活動など、同局が行う他の事業においても利用拡大を進めるとしている。
■アスカネット <2438> 719円 (+15円、+2.1%)
アスカネット <2438> [東証M]が反発。23日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表。上限を14万5000株(発行済み株数の0.86%)、または1億円としており、取得期間は21年12月24日から22年4月28日まで。株主還元の充実を図るとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とすることが目的という。
■しまむら <8227> 9,510円 (+160円、+1.7%)
しまむら <8227> が9日ぶりに反発。23日の取引終了後に発表した12月度(11月21日~12月20日)の月次売上速報で、既存店売上高が前年同月比1.6%増と2ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。関西以西を除く各地域で冬らしい気候となったことで、冬物商品が売り上げを伸ばし、特にあったか素材「FIBER HEAT」の肌着やタイツ、PB「CLOSSHI」のダウンジャケットやタートルネックTシャツの売れ行きが好調だった。また、ミセス・シニア向け商品やビスネス・フォーマル関連商品も復調傾向が強まった。なお、全店売上高は同1.2%増だった。
■東芝テック <6588> 4,650円 (+50円、+1.1%)
東芝テック <6588> が4日続伸。23日の取引終了後、デジタルガレージ <4819> と決済やデジタルマーケティング分野で資本・業務提携したと発表した。東芝テックとDガレージ子会社との合弁会社を通じて提供している決済サービスに関する決済手段の拡充や販売チャネル・販売体制の強化を図るほか、決済データの活用や販売促進プラットフォーム開発など包括的なデジタルマーケティングを推進していく。これに伴い、東芝テックはDガレージ株の発行済み株式数の2.00%、Dガレージは東芝テック株の発行済み株式数の0.51%を、それぞれ第三者割当による自己株式処分により取得する。
※24日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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