ニッコンＨＤ、今期経常を4％下方修正、配当も2円減額

　ニッコンホールディングス <9072> が2月5日後場(14:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比15.2％減の141億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の213億円→205億円(前期は225億円)に3.8％下方修正し、減益率が5.4％減→9.0％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の133億円→125億円(前年同期は108億円)に6.0％減額し、増益率が23.8％増→16.4％増に縮小する計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の66円→64円(前期は76円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比25.5％増の62.3億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の9.4％→12.1％に改善した。

株探ニュース