カンダ、今期経常を21％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額

　カンダホールディングス <9059> [東証２] が2月2日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比27.3％増の18.5億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の18億円→21.7億円(前期は17.2億円)に20.6％上方修正し、増益率が4.3％増→25.8％増に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の6.4億円→10.1億円(前年同期は7.7億円)に57.6％増額し、一転して30.4％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の24円→26円(前期は24円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比37.2％増の6.9億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.6％→5.8％に改善した。

株探ニュース