阪急阪神、今期経常を一転13％増益に上方修正、配当も5円増額

　阪急阪神ホールディングス <9042> [東証Ｐ] が10月31日大引け後(16:30)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比35.2％増の669億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の870億円→1000億円(前期は884億円)に14.9％上方修正し、一転して13.1％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比15.1％減の330億円に減る計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の50円→55円(前期は50円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比26.8％増の300億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の10.2％→12.7％に上昇した。

株探ニュース