西鉄、上期経常を一転黒字に上方修正

　西日本鉄道 <9031> が11月8日大引け後(17:00)に業績修正を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の23億円の赤字→6億円の黒字(前年同期は132億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。
　なお、通期の経常損益は従来予想の50億円の黒字(前期は96.3億円の赤字)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　たび重なる緊急事態宣言の影響などにより、鉄道事業およびバス事業での旅客人員の回復やホテル事業での稼働の回復が当初の想定を下回った一方、国際物流事業での輸出入取扱高の増加や住宅事業での分譲販売区画数の増加などにより、営業収益および各利益は前回公表を上回る見通しとなりました。　なお、通期（2021年４月１日～2022年３月31日）の業績予想につきましては、現在作成中であり、2021年11月10日に予定しております第２四半期決算発表時にお知らせいたします。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在で入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。