ＪＲ東日本が頑強、ＵＢＳ証は「業績上方修正の可能性が高い」と

　ＪＲ東日本が頑強。午後１時１８分現在、株価は前日比変わらずの５８８０円で推移している。円高で輸出株が売られるなか、ディフェンシブ色の強い銘柄として買いの矛先が向かっているようだ。

　ＵＢＳ証券は１日付リポートで、ＪＲ東日本の１１年３月期連結業績は、会社発表の経常利益２５５０億円から上方修正される可能性が高い、と指摘。４月の鉄道収入がすでに前年同月比横ばいを確保しており、今期わずか１２億円の増収しか見込まない会社想定は保守的というのが理由。

　１日は、ほかのＪＲ各社もしっかり。ＪＲ西日本は午後１時１７分時点で１０００円高の３２万６５００円。ＪＲ東海は同１６分時点で４０００円高の７４万７０００円を付けている。



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

提供：モーニングスター社