グランディが底堅い、ＰＥＲ、ＰＢＲ、配当利回り、ＲＯＥと買いの条件そろう

　グランディハウス<8999.T>が底堅い。株価は前日まで３連騰で８％近い上昇を示していたが、きょうも全般下げ相場のなかで目先の利益確定売りを吸収し、上値指向の強さを暗示している。北関東３県を地盤に１次取得者向け戸建て住宅販売に展開、土地取得から造成、分譲までを手掛ける。為替動向や海外市場主導で主力株が手掛けにくいなか、その影響を受けにくい内需小型株として注目されている。株価３００円台と値ごろ感があるほか、ＰＥＲ６倍台、ＰＢＲ０．７倍台は割安感が際立つ。１６年３月期は２ケタ営業増益見通しで、年間配当１２円を計画し、配当利回りは３％を超える。ＲＯＥも２ケタ水準をキープしており、チャートの形も絶好、市場関係者の間で水準訂正余地の大きさが意識されているようだ。

グランディの株価は１４時３２分現在３８４円（△▼０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）