トーセイが大幅反落、第１四半期営業減益を嫌気

　トーセイ<8923.T>が大幅反落。４日引け後に発表した第１四半期（１２～２月）連結業績が、売上高１１３億３９００万円（前年同期比２６．８％減）、営業利益１６億円（同１．０％減）、純利益８億７２００万円（同０．６％増）と減収、営業減益だったことが嫌気されている。主力の不動産流動化事業で収益オフィスビルや賃貸マンションなど１棟販売を順調に進捗させたほか、不動産開発事業では戸建住宅、分譲マンションなどのエンドユーザー向け商品の販売を推進、また、今後の収益の源泉となる収益不動産や開発用地の取得を積極的に進めたが、不動産開発事業の売上高が減少したほか、不動産流動化事業の利益が減少したことから減益を余儀なくされた。
　なお、１４年１１月期通期業績予想は売上高４１８億１７００万円（前期比１９．２％増）、営業利益４６億１８００万円（同１８．１％増）、純利益２３億９００万円（同５．３％増）の従来予想を据え置いている。

トーセイの株価は１３時５分現在６９４円（▼４３円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）