シノケンＧ、今期経常を13％上方修正、配当も8円増額

　シノケングループ <8909> [ＪＱ] が12月2日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。19年12月期の連結経常利益を従来予想の80億円→90億円(前期は106億円)に12.5％上方修正し、減益率が25.2％減→15.9％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の24.3億円→34.3億円(前年同期は44.8億円)に41.0％増額し、減益率が45.7％減→23.4％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の30円→38円に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2019年12月期通期連結業績は、不動産セールス事業の販売状況（引渡し）及びゼネコン事業が当初見通しに比べ好調に推移しております。　また、不動産サービス事業、エネルギー事業、ライフケア事業におきましても順調に推移していることから、前回発表予想を上回る見通しであります。

　　当期の期末配当予想を１株あたり15円としておりましたが、上記の通期連結業績予想の修正を踏まえ、３円の特別配当を追加実施することを予定しております。　また、当社は、2020年６月をもって創業30周年を迎えます。これもひとえに株主の皆様をはじめ、お客様、お取引先など関係各位のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。　つきましては、株主の皆様の日頃からのご支援に感謝の意を表するため、2019年12月期の期末配当において、１株あたり５円の創業30周年記念配当を実施することを予定しております。　これらの結果、2019年12月期の１株あたり配当金につきましては、中間配当は普通配当15円、期末配当は普通配当15円、特別配当３円、創業30周年記念配当５円の23円で、年間では38円となる予定であります。　なお、期末配当につきましては、2020年３月下旬開催予定の第30回定時株主総会の決議をもって正式に決定の後、実施予定であります。