楽天地の１４年２～１０月期営業利益１４．５％増、不動産事業が好調

　東京楽天地<8842.T>は３日取引終了後、１５年１月期第３四半期累計（１４年２～１０月）の連結決算を発表。売上高は６８億５１００万円（前年同期比２．０％減）、営業利益は１１億３７００万円（同１４．５％増）、最終利益は７億２８００万円（同３４．８％増）だった。不動産事業は昨年竣工した賃貸マンション２棟が売上高に寄与したほか、その他のビルも順調に稼働し、全体業績を押し上げた。また、映画興行事業では、大ヒットを記録した「アナと雪の女王」をはじめ総じて好稼働したものの、好調作品が続いた前年同四半期には及ばなかった。
　なお、通期業績予想は従来見通しを据え置いた。通期業績は売上高９０億円（前期比４．４％減）、営業利益１３億４０００万円（同６．７％減）、最終利益８億９０００万円（同２６．７％増）を見込んでいる。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）