京阪神ビル、今期最終を14％上方修正、配当も3円増額

　京阪神ビルディング <8818> が1月25日大引け後(15:30)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比14.7％減の34.1億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の43億円→49億円(前期は82.5億円)に14.0％上方修正し、減益率が47.9％減→40.6％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の27.3億円→33.3億円(前年同期は56.7億円)に22.0％増額し、減益率が51.9％減→41.3％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の33円→36円(前期は31円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比29.3％増の18.4億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の30.2％→31.5％に上昇した。

株探ニュース