ＮＥＣキャピ、今期経常は12％増益、前期配当を5円増額・今期は5円増配へ

　ＮＥＣキャピタルソリューション <8793> が4月25日大引け後(15:30)に決算を発表。19年3月期の連結経常利益は前の期比33.9％減の89億円に落ち込んだが、20年3月期は前期比12.4％増の100億円にＶ字回復する見通しとなった。

　同時に、前期の年間配当を50円→55円(前の期は50円)に増額し、今期も前期比5円増の60円に増配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比54.4％減の6.7億円に大きく落ち込んだが、売上営業利益率は前年同期の1.0％→1.3％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は上場来、安定配当の維持を基本方針とし、事業の見通し、配当性向等を勘案しながら毎期実額を決定しております。　2019年３月期の親会社株主に帰属する当期純利益は、本年２月８日に公表いたしました2019年３月期第３四半期決算短信に記載の連結業績予想50億円を大きく上回り、前期に続き、２期連続過去最高益を更新いたしました。この実績を踏まえ、当社が従来目安としてきました配当性向水準を考慮した結果、当期末基準日の配当予想金額を修正することといたしました。　上記により、親会社株主に帰属する当期純利益の連結業績63億91百万円を前提に、前回の期末配当予想の１株当たり25円00銭を５円00銭増配し、年間配当金額が55円00銭となるよう、30円00銭に修正いたします。　また、2020年３月期においても、2019年３月期を上回る連結業績予想となったことにより、2020年３月期の年間配当金額の予想を60円00銭にすることといたしました。