バリューＨＲは一時６３円高、ＡＲＭと健康経営目指す企業と対象としたサービスで協業◇

　バリューＨＲ<6078.T>は全般安につれ朝安スタートしたものの、前場終盤になってプラスに転じ、一時、前日比６３円高の２１５５円まで買われている。午前１１時ごろ、アドバンテッジリスクマネジメント<8769.T>と、健康経営を目指す企業を対象としたサービスで協働を開始すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

　今回の提携は、ヘルスケア事業における両社の専門性と強みを最大限に発揮し、健康課題に“フィジカルヘルス”と“メンタルヘルス”の両面からのアプローチを行うことでより実効性の高い健康管理サービスの提供を行うのが狙い。協業の第１段階として、４月からバリューＨＲの主力商品「健診結果管理システム」をＡＲＭへＯＥＭ提供を開始するほか、第２段階では、バリューＨＲの「健診結果管理システム」とＡＲＭのストレスチェック義務化サービス「アドバンテッジタフネス」のシステムおよびデータの連携を図り、“フィジカルヘルス”と“メンタルヘルス”の相関分析の実施や分析結果に基づく心身の健康の維持・増進に資するソリューションサービスの拡大につなげるとしている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）