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アニコム ホールディングスのニュース
<注目銘柄>=アニコムHD、巣ごもりでペット需要拡大が追い風
アニコム ホールディングス<8715.T>に注目したい。ペット保険最大手の同社は、全国で提携動物病院のネットワークを構築していることで需要を取り込み、足もとの業績は好調だ。21年3月期第1四半期(4~6月)はトップラインが116億8900万円(前年同期比17.0%増)と2ケタ増収、経常利益が5億5000万円(同3.1倍)と大幅な増益を達成した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う巣ごもり需要でペット飼育のニーズが拡大したことを追い風に、第1四半期の新規保険契約件数は、四半期としては過去最高の5万3000件以上となり業績に寄与した。
正味収入保険料は8月度が前年同月比12.2%増の35億7700万円と今期に入ってから5カ月連続2ケタ増で推移している。21年3月期連結業績予想は、経常収益456億円(前期比10.0%増)、経常利益29億円(同32.4%増)と過去最高益更新を見込んでいる。動物病院の繁忙期に絡み下期から通院頻度が低下することに伴い保険会社の支出も減少する傾向にある。そのため、同社の利益は下期に偏重しやすく、これを考慮すれば業績上振れに対する期待も強い。株価は株式分割後1100円前後で売り買いを交錯させているが、5月下旬の上場来高値である1335円(分割後修正値)に再びチャレンジする場面が見込めそうだ。(れい)
出所:MINKABU PRESS
正味収入保険料は8月度が前年同月比12.2%増の35億7700万円と今期に入ってから5カ月連続2ケタ増で推移している。21年3月期連結業績予想は、経常収益456億円(前期比10.0%増)、経常利益29億円(同32.4%増)と過去最高益更新を見込んでいる。動物病院の繁忙期に絡み下期から通院頻度が低下することに伴い保険会社の支出も減少する傾向にある。そのため、同社の利益は下期に偏重しやすく、これを考慮すれば業績上振れに対する期待も強い。株価は株式分割後1100円前後で売り買いを交錯させているが、5月下旬の上場来高値である1335円(分割後修正値)に再びチャレンジする場面が見込めそうだ。(れい)
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