池田泉州が株主還元策の強化を発表

　池田泉州ホールディングス<8714.T>は２７日取引終了後、株主還元策の強化について発表した。１６年３月期から「業績連動型」株主還元を導入する。（１）１株当たり１５円配当を安定的に継続。（２）ベース利益を１７５億円とし連結最終利益がこれを上回った場合、他の要素も考慮しながら、上回った部分の３０％程度を配当もしくは自己株式取得で還元する。（３）株主還元比率２５～３０％を目指し、市況動向を考慮したうえで毎期判断する、以上の３点を株主還元方針としている。また、株主総会とは別に、株主との建設的な対話を行う場として「株主懇談会」を開催する（１０月を予定）。株主優待制度として「地域特産品」などを用意し、１６年３月期から特産品ラインアップをはじめ、優待内容の一段の充実を検討している。個人向けＩＲの強化にも取り組み、今期以降さらに内容を拡充する予定。



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）